前を通った時灯りがついているのを見かけて何となしに入ったのですが、これがまた絵に描いたような隠れた名店でした。
ついに隠れた名店を発掘する人デビューを果たしました!
そんなに隠れてない外観と、
隠れ家感あふれる店内。
以下、隠れた名店ポイントをご紹介します。
ちょくちょくおまけしてくれる
初めての来店にもかかわらず、サービス精神が旺盛すぎて腹12分目くらいまでいきました。
下手したら注文した数と同じくらいサービスしていただくので、通常の感覚で注文するとリミットブレイク必死です。
Webサイトがない
このご時世にWebサイトは愚か食べログページも、ぐるなびページさえもありません。
というか、話を聞いているとノリで店名を変えたりしているらしく、ユーザビリティが大変です。
(ついこの間まで「究」という名前でやっていて、何かの雑誌だかテレビだかに取材されたりもしたそう。)
店主が不器用
厨房から定期的に「あ痛てッ」「熱ッ」とか「あちゃ~」とか聞こえてきます。
調理を運んでくるときも途中にあるコードか何かに絡まったのかなかなかこちらまでたどり着かないなどしていました。
かわいい。
料理がおいしい
当然といえば当然の条件ですが、とにかく料理がおいしいです。さらに独創的です。
一品一品解説的なコメントまでしてくれて、ゆっくりと堪能できました。
以下はひたすら写真。
冷緑茶
「うちのは甘味料が入ってないからね。甘くないでしょ?」と出されたお茶。
普通のお茶って甘味料なんて入ってるっけ……?
甘くておいしかったです!
ショーガチャーハン
生姜好きにはたまらない生姜のチャーハン。
かなりの量をすりおろしていれているらしいのですが、引き換えによく言う「パラパラ」なチャーハンではなくなってしまっていることを3度ほど説明してもらいました。
確かにしっとりしているけど生姜の風味がとにかく強く、それでいて生姜特有のエグ味(?)が強すぎなくてバランスが絶妙。
竹の子カレー
筍の入ったキーマっぽいカレー。
しきりにおかわりを勧められるも満腹により辞退。
カツオニンニクタタキ
この「カツオニンニクタタキ」にするか「焼きカツオ漬け」にするか悩んだ末タタキを注文したところ、そっとタタキの横に「焼きカツオ漬け」が添えられていました。
ニクい。
カマンベールチーズフライ
チーズが大好きなのでほぼ脊髄反射で注文したところ、ケーキ屋をしている近所の人に貰ったからとケーキが添えられ、たまたま良いのが入ったからとスイカが添えられ、添え物のほうがメインのような有様でした。
いちいち全部おいしくてニクい。
とにかく良いお店
とにかく料理がおいしく、雰囲気もよいのでぜひ潰れることなく続いて欲しい……。
何よりお酒を頼まなくても全く嫌な顔をされないどころか、すごく嬉しそうに料理を振る舞われるのでとても居心地が良かったです。
「近々お弁当なんかも始めたいんだよなぁ」みたいなことを仰ってたので今後も応援しております。
ではでは。
- おばちゃんのお勝手(おばちゃんのおかって)
- 東京都武蔵野市吉祥寺北町1丁目10