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コーギーの魅力を語れるだけ語る

コーギーの魅力を語れるだけ語る

昨年に比べると暖冬とのことでやや過ごしやすいような気がする師走の候、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

本記事は「犬 Advent Calendar 2018」5日目の記事で、特に犬も猫も飼っていないモロ(@moro_is)がお送りします。

動物全般とても好きでペットのメディアなんかも一生懸命運営しております。

ペットともっと、近づくメディアペトラ

アドベントカレンダーとは一切関係なく毎日更新しております

なお、10日後には「猫 Advent Calendar 2018」も控えておりますが、そちらと比べると犬はやや不況のようです。
犬も猫も好きな身として一抹の寂しさを覚えずにはいられません。ぜひ奮ってご参加ください(企画者じゃないけど)。

ここまでが宣伝とご挨拶です。

コーギーの可愛さは異常

コーギーの可愛さは異常

時折クマと間違えられることもありますが、私のアイコンもコーギー、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークをデフォルメしたものです。
この世でもっとも愛すべき犬種のひとつと言われています。

特に書くことがないので、ここからはひたすらコーギーの魅力を綴ります。

押さえておきたいコギ知識

コーギーを愛し、その魅力に触れるにあたって事前知識、予習のようなものは一切不要で、誰にでも平等に間口を広げています(そういう意味では神に似ているかもしれません)。

ただ、はじめてコーギーという存在に触れた時、人はより深くコーギーと繋がりたいという気持ちを抑えられません。
まずはここで基本ともいえるコーギーの知識を押さえておきましょう。

エリザベス女王に愛された犬

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークがかのエリザベス女王に愛され、イギリス王室で多数飼育されていたことはあまりにも有名です。
残念ながら過去形となってしまったのは、今年の5月に王室最後のコーギー「ウィロー」が亡くなってしまったため。
今はコーギーとダックスフンドのミックス犬種「ドーギー」のみとなってしまったそうです。

王室のコーギーがあまりしっかりと躾けられていないという情報と相まって、一部の過激派コーギー愛好家たちの中では「ダックスだのドーギーだの胴長短足やったらなんでもええんかい?」との批判の声もありつつ、コーギーの素晴らしさを世に広める上での貢献は計り知れません。

尻尾のない犬

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークといえば尻尾のない、食パン一斤のような愛らしい後ろ姿が特徴的です。
しかし、当然生まれながらにして尾がないわけではありません。

コーギーは生まれて間もなく、尻尾を切られます。
これはかつてコーギーが牧畜犬(主に牛)としてひたいに汗して働いていた頃、牛に尾を踏まれる事故が頻発したことからはじまった風習だそうです。

生後間もないため痛みはほぼないと言われていますが、昨今の動物愛護事情をご存知なら、これが悪習として批判にさらされることも想像に難くないでしょう。
事実、コーギー生誕の地イギリスでも動物愛護の観点からコーギーの断尾を禁止する法律が施行されました。

すると今度は、イギリスでコーギーを繁殖していたブリーダーたちが「尻尾のあるコーギーだって? 俺たちに狐でも育てろってのかい?」とブリーディングを拒否。
たちまちコーギーたちはイギリスから姿を消し、あわや絶滅危惧種となってしまいました。

確かに一見すると断尾は残酷です。
しかし一方で、本来犬がバランスを取るのに使う尾をなくすことで強制的に臀部が鍛えられ、胴長短足犬が患いがちなヘルニアを遠ざけるのに一役買っているともいわれています。

断尾の良し悪しについては断ずることはできませんが、短絡的な「かわいそう」という感情が種を滅ぼすようなことのないよう願うばかりです。

ウェルシュ・コーギー・カーディガン

コーギー愛好家として忘れてはならないのが「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」。
愛好家なら「カーディガンはなんかシュッとしてるよね」とひと目でピンとくるものですが、私も駆け出しの頃はよく間違えては石を投げられました。
一番わかり易い見分け方が「尻尾の有無」だったのですが、先述の断尾禁止法もあるため耳の大きさと色で判断するのがいいでしょう。

ただ、JKC(ジャパン・ケネル・クラブ)が公開している犬種別登録頭数のデータを見ると、国内で飼育されているコーギーはペンブローク5,283頭に対し、カーディガンは56頭。
そういう意味で、カーディガンは100匹に1匹程度の割合でしか出会えない希少犬種のため、判断に迷ったら「ペンブローク……?」と答えておけば比較的部の良い賭けとなるでしょう。

コーギーアドベントカレンダーおわり

以上、ひらすらコーギーの魅力を語ってみました。 いかんせんこれまでWeb系のアドベントカレンダーにしか参加したことがなく、これでよかったのかイマイチ自信が持てません。

最後に少しだけWeb色を足すなら、先述の「ペトラ」はWordPress REST API + Nuxt.js + CircleCI + NetlifyからのPWA! とイマドキな感じで構築されています。
ペット系のIT企業様に置かれましては、何卒単価の良いお仕事をください。

それでは。