もうすぐ4月1日、Web業界の人ならみんな大好きなエイプリルフールがやってきます。
気づけば今年でWeb業界歴10年になるぼくもそろそろ何かやってみたい、そんな気持ちを持て余して何の気なしに「赤べこ」のプロモーションサイトを作り始め、まもなく完成というところで初めて気が付きました。
この子の故郷、福島や。
赤べこプロモーションサイト「#akabekor」ができるまで
発祥の地も知らず、ただただその造形の愛らしさに惹かれ「旅する赤べこ」的なコンセプトでサイトを作り始めたのですが、気づいてしまえば最後、3月11日が近づくにつれ増える悲しげなニュースもやたらと気になるようになり、もうエイプリルフールはいいや、という気持ちになった次第です。
「べこマーケティングはじめました」的なネタも温めていたのですが、今となっては止めておいて良かった。
いっそ「最初から福島のために作りました!」くらい言えたらもう少し印象も良いのかもしれませんが、根本的にエイプリルフールが向いていないのかも知れません。
「#akabekor」でできること
赤べこプロモーションサイト「#akabekor」では、
- なんとなくアンニュイな赤べこギャラリーの閲覧
- 赤べこフリーイラスト素材のダウンロード
が可能です。
写真の撮影はすべて1人で行っており、成人男性がいそいそと懐から赤べこを取り出して、立派なカメラでせこせこ撮影している様子を想像していただけると楽しいかも知れません。
イラスト素材の方は今流行り(?)のアウトラインイラストで、aiファイルと透過pngファイルを用意しています。
CSSのみのパララクスキービジュアル
せっかくなので何か突飛なことをしようと思いたち、CSSだけで無茶に無茶を重ねてパララクスをやってみました。
思いついた際は自分なかなかすごいのでは、と思ったものの調べてみたら数年前にすでにやってる人がいたのでマウス移動に合わせて焦点もずれるようにしてみました。 コードがやばい。
SUZURIでグッズも作ってみた
調べてみると、画像をアップロードするだけでオリジナルグッズが作れる*「SUZURI」が海外発送に対応*していたため調子に乗ってグッズも作ってみました。
普通にかわいい。
売れたら新たにレアべこを導入したいです。
「#akabekor」の今後
もともとはただの赤べこ好きが高じて作ったサイトのため、今後もゆるっと写真を増やしていく予定です。
Instagram、Twitter、Facebookページも完備。
桜と赤べこ、海と赤べこ、紅葉と赤べこ、雪と赤べこと、今後も広がる赤べこワールドにご期待ください。
さいごに
「#akabekor」は海外向けのサイトで、海外から福島に寄付できる窓口として「GlobalGiving」さんを紹介しています。
一生懸命調べて、もっとも気軽に募金できるであろうものを選んだつもりではありますが、このあたりの知識に乏しいためよりよい誘導先等ご存じの方がおられましたらご助言いただけますと幸いです。
サイト内の英語もほぼGoogle翻訳頼みのため、おかしなところがあればぜひご助言ください。
さいごに、Yahoo! JAPANさんがヤフーで「3.11」と検索すると10円寄付される応援企画をされているようなのでご紹介しておきます。
3.11、検索は応援になる。3.11応援企画 - Yahoo! JAPAN
6年経った今なお悲しいニュースの絶えない昨今ですが、みなさまが心穏やかに過ごされるようお祈りしております。