しばしば「インターネット上の住所」とも訳されるドメイン。
ドメインを取得するのはいつでも心躍る体験で、はじめてドメインを取得したあの日が今でも思い出されます。
そんなドメインですが取得は基本的に早い者勝ちで、人気の高い「.com」ドメインはもはや希少、数億円で取引されることも珍しくありません。
誤って放流された「google.com」が6006.13ドル(数字列がGoogleに見える)で買い戻された事件や、差し押さえられた「sex.com」が競売に掛けられ史上最高額の13億円で落札後、ギネスブックに載った事件等は記憶に新しいかと思います。
よって、現在3文字.comドメインはすべて取得されており、4文字.comのドメインも英字のみのものは全滅。
残すは数字を含む一見意味のない文字列のみとなっております。
Leetドメインとは?
すみません。勝手に作った言葉です(多分)。
ジャスティンとかがツイートして話題になったら起源を主張する予定です。
Leetとは?
Wikipediaによると、
leet(リート、1337、l33t)は、主に英語圏のパソコン通信や、インターネットの電子掲示板などで使われるラテン文字の表記法である。 「leet」は、「elite」(エリート)が「eleet」に変化し、さらに語頭の「e」がとれてできた俗語である。 日本では「ハッカー語」と呼ばれることもあるが、ジャーゴンファイル内にはこれを指して「cracker slang」という少々キツい表現が見られるなど、昔カタギのハッカーからは(近年の)アングラ的傾向のある方面の語という捉え方もあるので注意を要する。
だそうで、つまり、数字や記号を駆使して英字を表現する方法です。
日本でいえば「ギャル文字」が近いかも知れません。
実際にドメインとしてLeetが利用されているケースとしては**「Airbnb(airbnb.com)」の「& → n」はLeet表現**と言えるのではないでしょうか。
あとは、デザイナーにおなじみの「Dribbble(dribbble.com)」が「drib7e」みたいな短縮URLを使っていたような気がしたけど見つけられず……。
ドメインに使えそうなLeet対応表
文字 | Leet表現 |
---|---|
a | 4 |
b | 8 13 l3 j3 |
c | |
d | 17 l7 c1 cl |
e | 3 |
f | v |
g | 6 9 |
h | 1-1 |
i | 1 |
j | |
k | x |
l | 1 7 el |
m | nn rn |
n | |
o | 0 p |
p | 1o lo 9 17 |
q | 9 |
r | 12 l2 1z lz 2 12 l2 |
s | 5 z 2 |
t | 7 |
u | v |
v | |
w | vv uu 2u 2v |
x | |
y | j 7 |
z | 2 7 s |
今回はわかりやすく、
- l → 1
- o → 0
を見ていきます。
探すのが地味に大変で今回は諦めましたが、
- g → 9
- l → 7
- q → 9
- s → 5
- y → 7
- z → 2
あたりは日本人にも(ややギリギリ)伝わりそうですね。
ではでは。